冬きたりなば…

 立春を過ぎれば、雨漏りの心配も出てきますが、そろそろ、屋上「菜園」を始めましょうか。せっかく造ったナンチャッテ花壇も、菠薐草の植え時を逸し、この通り(撮影は、今年の元旦、初日の出の下)。来シーズンまで種が、もつモノやら心配です。 夏場には、画面左手の階段室の日除けも兼ねた苦瓜という方針は変わらずなのですが、
それまでの繫ぎとしては、どんな青物が良いでしょうねぇ?

 昨年までは、真ん中のプランター群、右手の転用発砲スチロールケース達にも、全て紫蘇を植えていました(因みに画面手前にも植木鉢が並んでいます)。確かに、薬味のみならず、貴重な青物の補給源には、なっていたのです。夏の初めの頃に、大きすぎる葉が短期間でワサワサとれて食べるのが追いつかないほど。暫くすると、なんかの幼虫まみれになったと思ってたら、小さく硬い葉ばかりになってしまう残念な状態で花が咲く。で、例年は、ご覧のように、立ち枯れのまま冬を越し、落ちた種から、結構な量が、自然と芽吹いてくるので、適当に間引き、植え替えして…の、繰り返しでした。今年は、この後、全て抜いてしまって、花壇に立てて並べているので、春先、そこが紫蘇の芽だらけになれば、汁のモノの具にするのも一興かとも思いますが…。

 ついでに解説をば少々。中央の青いのは、ウチに昔からある火鉢の成れの果てです。遊んでいたので、甦らせるべく、こいつ自身で、灰を作るために、色々なものを燃したら割れてしまったのです。水はけが良すぎる状態になったので、植木鉢代わりにしていました。奥には、屋根の波板飛び放題の物干し、吹きさらしの物置が、さらに、正真正銘の、密告屋さんが住いしている(た?)集合住宅が写っています。

 難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花