なん「ちゅう」橋

 大和川水系の一級!河川「駒川」とはいえ、源流?は街中で、唐突に始まる配水管。子供の頃、個人的に歩いて上流へと辿っていく大冒険(当時の感覚では…)を企てまして、土管の様なところから濁った水(雨水を含む、付近の住宅排水?)が流れ出ているのを見てショックを受けました。小学校の授業でだったか、牛乳瓶で川の水を掬って、水質の調査の真似事を行ったこともありますが、まぁ我慢会でした。悪臭は漂っていましたが、魚の姿や金魚藻の群生といった自然の名残りが見られたもんです。ただ、大雨のたびに溢れかえるので、木製品を中心に、色んなものが、家の前をプカプカ流れていくこともあり、床下浸水も頻繁に。そんなこともあって、いつの頃か、底も含めてガッチリ、コンクリートで固められてしまいました。周辺の下水設備の整備もあってか異臭もなくなりましたが、人工的な放水路、でかい溝といった感じになって寂しい限りです。
 このところ、スーパーへの行きしに川沿いを通ることにしています。で、ある日、途中で ↑な状態の橋を発見。とてもとても痛そうです。今回、自転車を止めて、じっくり観察してみて初めて認識、その名も「地友橋」。周りが皆、「生」ビールを注文してる中、一人だけ、「地」ビールに拘って、メニューにないと拗ねていた私にとっては、到底、他人事とは思えない。とはいえ、この橋の存在に、今まで気付かんかったのもどうかと思いますが。
 なんで、こんなことになったんでしょう。昭和41年12月31日施工のプレートが付いているところをみると、45歳ですか。今回のが、単なる経年劣化による崩壊かもしれませんが。
 と、暫く後には、←の様に。おそらくはアルミ製の手摺り?の様なものが取り付けられていました。立てかけられた看板によると予定の工期は、まだ先まであるようです。今後、どんな変化を遂げるのやら。跳ね橋になったりして。興味津々ですなぁ。